バイクを停める料金だけで洗車ができる駐車場がある!
駐車場で洗車ができる場所が東京都心にある!
本来、駐車場と洗車場という場所は全くの別のものに考えられてきました。
駐車場は、買い物などで一時的に車を駐車しておくためのスペースであり、そのスペースを時間で借りるという意味合いを持ちます。
一方で洗車場になれば、場所のスペースを貸し出してもらってはいても、スペース自体に料金が発生するわけではなく、洗車機の使用料などに料金を支払うようになります。
こうした全く別の料金形態を持つものであっても、同時に行う場所が東京都心には設置されていました。
どのような場所なのか、料金形態はどうなっているのかという簡単な紹介も含めて記載していきましょう。
駐車料金だけでバイクも車も洗車ができる
洗車をする時には、どこですることが多いでしょうか?
洗車機でも全自動で行ってくれるようなものであれば、ガソリンスタンドに設置されていますし、高圧洗浄機を使うのであれば、コイン洗車場などがあります。
洗車をするにあたって、一番綺麗に丁寧に行うとすれば、洗車機でも高圧洗浄機でもなく、手洗い洗車が良いでしょう。
そして、手洗い洗車をする場合は、ほとんどの方が自宅で行うことが多いでしょうし、高圧洗浄機が置いてあるコイン洗車場に赴いてから作業をするのではないでしょうか。
今回紹介する洗車場は、”駐車料金を支払うだけ”で「洗車は無料」で行うことができるというものです。
そのため、出先で汚れたままの状態で移動したくなかったりすれば、駐車するついでに洗車をしてから再度出掛けることができます。
これは、車でもバイクでも同じように洗車をすることができますので、駐車料金の違いはありますが、綺麗にすることができて、駐車もできるという一石二鳥のサービスといえるでしょう。
主要道路に隣接する駐車場だから仕事帰りに洗車ができる
洗車場が併設されている駐車場の多くは、首都高速の高架下の駐車場にあります。
詳しい場所については、次項にて紹介します。
首都高速があるような場所は、多くの車が通る東京の大動脈とも言える道路になります。
そうした場所の駐車場であれば、仕事の通勤で使用することも多いでしょうし、買い物などに出掛けるときにも使用する頻度は高い場所になるでしょう。
通勤中、朝は雨が降っていてバイクが汚れてしまったとしても、帰宅時には天気が回復して爽快に走ることが出来るのにも関わらず、バイクが汚いままであればテンションも下がってしまいますよね。
ましてや、週末だったりすればそのまま出掛ける予定があったりすることもあるでしょう。
仕事が終わってから、駐車場で洗車をして綺麗になってから出掛けることができれば、写真を撮るにもバイクが映えますし、気持ちの面でも良いこと尽くしです。
こうやって実際に駐車場に洗車場があることを知ってしまえば、確かに併設されていたりすれば便利なのがわかるのではないでしょうか。
現在確認されている洗車場付き駐車場
首都高速管理
- 日本橋兜町駐車場
- 汐留駐車場
- 日本橋本町駐車場
- 銀座一丁目駐車場
NEXCO東日本管理
- 日比谷駐車場
駐車場と洗車場が一緒になっている意味
デパートなどで、買い物をしている最中に洗車をしてくれるサービスがあったりしますが、今回ご紹介しているのは、自らの手で洗車をするというものになります。
ここで注意しておきたいのが、洗車をするスペースが駐車するスペースと同じ場所ではないということです。
あくまでも、立体駐車場の中の一角に洗車場が設けられているようになっており、駐車料金を支払うのは立体駐車場に入るためであって、洗車だけをしたい人であれば駐車スペースは必要ないものと感じてしまうかもしれません。
しかし、駐車することができる場所でもあり、洗車をする場所もあるからこそ、人が利用しやすくなっているという利点もあります。
バイクは汚れやすいからこそ小まめな洗車が必要
バイクに日頃から乗っている人からすれば、週に1回程度の洗車で良いと感じる方もいるかもしれませんし、週末しか乗らない方であれば乗ったらすぐに洗車をして綺麗な状態を保ちたいという方もいらっしゃるでしょう。
バイクに乗っていればよくわかりますが、走行中にアスファルトにある砂煙などを巻き上げてしまい、フェンダー回りやリアタイヤ付近、チェーン回りに砂が付いてしまったり、汚れが出てきてしまいます。
ましてやチェーンはオイルを注油していますので、砂などが吸着しやすくなっていますから、小まめに洗車をして砂を落としておいた方がスプロケットやチェーンの寿命を延ばすこともできると言われています。
フルカウルのバイクだったりすると、どうしてもアンダーカウルのほうにはタイヤが巻き上げた汚れが付いてしまいますし、バイクは小まめな洗車をすることで綺麗な状態を保つことができるものです。
家に帰ってから洗車をするのは、自宅に帰ることができる場合であればいいのですが、旅行などで1泊するような場合であれば、丸1日走行した汚れた状態のままで次の日も走らないといけなくなります。
こういったときにも、ササッと洗車をすることができれば汚れのない綺麗な状態からスタートすることができますので、駐車場に洗車場があると良いと思えてきます。
バイク仲間と一緒に洗車することもできる
ツーリングをすることがバイクの醍醐味とも言えますが、そこで得たバイク仲間との交流をするための場としても洗車場を使用することができます。
駐車場であれば、集合場所として迷い難いですし、長時間駐車していたとしても周りの迷惑にもなりません。
そこで、みんな揃って洗車をするというのも楽しみ方の一つになるのではないでしょうか。
バイクの洗車方法は、各々がこだわりを持ってやっている人もいらっしゃいますので、他の人の洗車の仕方を勉強したりして真似をすることもできますし、自分の洗車方法を他の人に教えることもできたり、バイクをマジマジと見たりすることもできます。
駐車場に洗車場があるだけで、楽しみ方の幅がまた一つ増えていくのも嬉しいですね。
バイク駐車場と洗車場が一緒になっている場所があるのは便利!
バイクも車も洗車場を使用するときには、同じ場所を使うことになりますが、駐車場と一緒に洗車場があるのは大変便利なものだということは、ここで言わなくても皆さん感じていることでしょう。
もちろん、共同スペースになりますのでマナーやモラルも大切なことになってはきますが、あるとないでは大違いです。
駐車場だけであれば、スペースを確保しているだけでいいですが、立地条件が良くなければ使用されることも少なくなってきます。
洗車場だけであれば家で行うことができる人には必要ありませんし、洗車が終わればすぐに移動しないといけません。
駐車場と洗車場、この2つのどちらもが揃っていることによって、その場所がより魅力的になり、便利になり、人が利用する機会を得るとも考えることができます。
まだまだ全国的に少ない洗車場を拡充させよう!
今では、東京都心の数箇所にしか洗車場のある駐車場はありません。
都心では、気軽に洗車をする場所を見つけることが難しいということもあって、重宝されているのですが、全国の主要都市であればこういった設備を充実させていくことができれば、新たな楽しみが増えていくのでしょう。
設備や土地など様々な問題点もありますが、バイクに乗って、綺麗なままで乗ろうとする人達が気軽に洗車をすることができる場所がさらに、拡充されていくと良いですね。
バイクに乗る人が増えれば、その分だけ楽しさを感じる人が増えていき、そしてその楽しさは回りにいる人までも巻き込んでバイクが日本になくてはならないものになってくれることを願っています。
2019年10月29日 10:26 PM |カテゴリー:バイク関連最新NEWS