モンキー125はDIYカスタムに最適!カスタムの方法や種類を解説します!
バイクは移動するために開発された乗り物。しかしバイクは車と違ってコンパクトに扱えるため、乗る以外にも、
- 自分好みにカスタムする
- 飾って楽しむ
などの楽しみ方ができるのも醍醐味なんですよね!そんな遊べるバイクにぴったりなのがホンダのモンキー125。2018年に販売された比較的新しいバイクなのですが、様々なカスタムパーツが販売されていますので、簡単にDIYカスタムが可能なバイクなのです!
また、モンキー125をベースにオリジナルバイクにカスタムしているショップもたくさん出てきました。そこで今回は、モンキー125で人気のカスタムや、海外のカスタムショップが手がけるモンキー125のご紹介をしていきます!
ベースで使われているモンキー125って?
モンキー125は、ホンダから50年以上前に販売された「モンキー50」の後継車として2018年に復活したモデルです。
元祖モンキーは50ccのコンパクトなバイクとして長年愛され続けられてきましたが、排ガス規制の影響を受け、発売から50周年を節目に2017年に製造が終了されました。
しかしさすがは根強いファンが多いモンキー。翌年2018年には、125ccのサイズにスケールアップして見事復活を果たしたのです。ところが、復活しモンキー125は原付バイクであった当時の面影はなく、あまりの大きさに「デカ猿」とも言われ、一時はユーザーから賛否両論となりました。
とは言ったものの、気軽に乗れて好きなようにカスタムできる「遊べるバイク」のコンセプトは不変でしたので、ユーザーからは徐々に受け入れられ、再び人気が高まってきました。
モンキー125でよくカスタムされるところ
遊べるバイクとして有名なモンキー125は、プラモデルのようにカスタムできるのが大きな特徴です。ちょっとモンキー125がカスタムされる部位を見てみましょう!
マフラーカスタム
ドコドコと単気筒のサウンドを響かせるモンキー125の定番カスタムは、やはりマフラーカスタムではないでしょうか?
マフラーはメーカーによって形状やカラーリング、性能が大きく変わってくるため、カスタムバイクはまずマフラーを見れば持ち主の個性がわかるとも言われています。
お気に入りのマフラーに交換することで、見た目や走りはもちろん、音も楽しむことができますね!
ハンドルカスタム
アップハンドルにして乗り心地を良くしたり、セパハン仕様にしてレーシーな雰囲気にしたりと、自由にカスタムできます。
慎重に合わせて自分だけの最適なポジションに合わせることもできるため、バイクを買ったらまずは始めたいカスタムとも言えますね!
ブレーキ・クラッチレバーカスタム
費用もかからず最も手軽にできるのがブレーキ・クラッチレバーカスタムです。純正のシルバーだけでなく、ゴールドなどの様々なカラーリングに変更してもカッコイイのではないでしょうか?
また、最近は転んでも折れない「可倒式」のレバーの人気が高まってきています。スポーティなデザインにしたいのであれば必須のアイテムですね!
ヘッドライトカスタム
目立ちたがり屋の人にとって光物のカスタムは必須とも考えられます。HID化だけでなく、最近はLED化の人気も高まってきています。
さらにインナーのブラックアウト化や形状変更など、カスタム方法は人によってたくさんの方法があります。
動画にあるモンキー125のアメリカンカスタムを解説!
モンキーのカスタムを本格的をしたいとお考えの方は、まずこちらの動画を参考にしてみてはいかがでしょうか?
こちらはタイのカスタムショップ「Zeus Custom」が手がけるアメリカンスタイルのモンキー125で、カスタムの一連の流れが映されています。
自分が作りたい形とは異なるかもしれませんが、カスタムバイクを手がけるための全体の流れをイメージできると思います。
動画を見る限り、カスタムは大きく4つに分けられます。
- ハンドルアップ
- ステップ・シートさげ
- マフラー下向け
- リアサスペンション交換
もちろん細かい部品の改造もされていると思いますが、切ったり貼ったりする大幅なカスタムというより、ほとんどがパーツの交換がメインとなりますので、必要なパーツさえ揃えれば私たちでもカスタムできるというのがわかりますね!
それでは動画内で実施されているカスタムをもう少し詳しく解説していきますね。
リアサスペンションを交換して車高を下げている
一見すると超シャコタンにも見えるアメリカンスタイルであるため「フレームは専用品を使っているのでは?」と思うかもしれません。
しかしベースのフレームと見比べてみると形状は変わっていませんので、どうやらフレーム加工は行なっていないようです。
ではどうやって車高を落としているのかというと、リアサスペンションを短いものに交換しているのです。そうすることで、自然とリア下りの姿勢が作れるようになりますね!
もちろんリアタイヤとフェンダーの隙間がなくなるため、リアサスペンションが柔らかいとタイヤがフェンダーに当たってしまいます。
そのためリアサスペンションは通常よりも硬いバネを採用し、ストロークを抑える工夫がされています。
さらにスイングアームの角度を変えるとチェーンの長さも変わるため、チェーンは長いものに交換していますね!
低い車高に伴い、足のポジションも変わるため、ステップやシフトペダルも下げなければ乗り心地が悪くなります。
そのためエンジン下にサブフレームを追加し、そのベースにステップやシフトレバーを装着しているのがわかります。
サブフレームの装着も溶接ではなくボルトオンとなっており、戻したい時にいつでも戻せるようになっているのもまた面白いですね!
なるべく楽な姿勢にできるように、ステップは幅広で大型のものが採用されています。
あまり大きすぎるとバンク時に地面とこすってしまうかもしれませんが、そこはアメリカンですので仕方ないですね!
ハンドルは純正と同じ形状ですが、アップハンドルになるように目一杯長いものを使用しています。
純正マフラーを使うと下げすぎたシート位置にぶつかってしまうため、思いっきり角度を付けてサイレンサーを下向きに逃がしているのがわかります。
見たところチタン製を採用しているため、マフラーは専用品をオーダーメイドしているようですね。
モンキー125をカスタムする時に注意しておきたいこと
モンキー125は比較的小型のバイクのため、自分で好きなようにいじれるのが大きな魅力です。
しかしいくら気軽にDIYカスタムできるからといってもやっぱりバイク。最高速度は100km/hにも及ぶため、整備ミスから事故につながれば命に関わります。
そのため、部品一つ一つを分解整備する時は丁寧に行うことを心がける必要があります。間違っても「組み上げたらボルトが余った…」なんてことがないように注意してくださいね!
また、モンキー125などの小型バイクは車やトラックからは見えにくいため、ウインカーやテールライトなどの保安部品できちんと周りに存在を知らせなければ危険となることもあります。
カスタムパーツの中には灯火類が極端に小さいものや、おまけ程度の大きさに変更されているものも少なくありません。後方を確認するミラーの大きさも、パーツによっては小さすぎるものもあります。
そのため安全面を考えると、極力保安部品はなるべく大きめのものを選ぶことをおすすめします。
まとめ
モンキー125のDIYカスタムついてご紹介しました。自分で乗るバイクを自由にカスタムできると、乗る楽しさとはまた一味違った楽しみ方ったができますね!
また、モンキー125のカスタムは比較的簡単ですが、バイクの基本が詰まっているため、メカ的な部分の勉強にも最適なバイクなのです。
そのためバイクを触ってみたいと考えている人は、まずモンキー125をDIYカスタムしてみることから始めてみてはいかがでしょうか?
もし、カスタムベースで低価格なモンキー125をお探しであれば、一度バイクショップナガツマにご相談してみてください!全国の拠点からモンキー125を探し、比較的良心的な価格で販売してくれます。
さらに、モンキー125は販売から時間が経過していない新しいバイクですので、売却するのであれば高値で売れる可能性が高いでしょう。特にバイク買取のバイクボーイでは、カスタムパーツの価値もしっかり把握して査定をしてくれるため、かなりおすすめです!
自動車・バイク専門のフリーランスライター。自動車・バイク情報メディア「モリビリティ」運営。
鈴鹿サーキットを中心にロードレース活動を9年間行い、全日本選手権も2年間参戦しておりました。
全国の主要サーキットでのレース活動の経験から、ライディングはもちろん、メカニカル面でも奥深いバイクの魅力をお届けします!
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