関越自動車道を通って関東から山形までツーリング!
関越道から北陸道経由で山形県へツーリングに行って来ましたので、道中に訪れたスポットを中心にご紹介していきます!
今まで街乗りや日帰りツーリングという名目で遠乗りしたことはあるものの、ほとんどロングツーリングというものに行ったことがありませんでした。
でも、たまたま友達から1泊2日の泊まりでのツーリングに誘われてから、もっぱら「バイクといえばロングツーリング!」という自分がいることに気が付きました。
さらに「もっとツーリングを楽しみたい!」という一心で、今までの愛車も乗り換えることに!
ツーリング好きになったので思い切ってスポーツタイプからツーリング向きのバイクに!
今まではチョイ乗りやツーリングと行っても峠を走りに行くくらいでしたので、カワサキのNinja250に乗っていましたが、スポーツタイプでの長距離ライディングだと、どうしても腰が痛くなってしまうんですよね!
そこで「普通二輪免許でもゆったり長時間乗れるバイクはないものか?」と週末には中古バイクショップを何軒か巡っていました。するとナガツマという中古のバイク販売店でクラシックなスタイルでなかなか渋い見た目のヤマハSR400に一目惚れしました!
SR400はゆったりとしたシートや単気筒のサウンドが特徴的で、これならロングツーリングに出かけてもほとんど身体に負担が掛かりません。
所有しているNinja250はSR400の購入資金となる予定ですが、今まで大事に乗っていた愛車であるため、少しでも高く売りたいと思い様々なお店で査定をしてもらいました。結局BIKE BOONが一番高い査定額を掲示してくれたので、気持ちよくNinja250を売却する事ができました。
Ninja250の売却価格でSR400の購入金額のほとんどに充てる事ができましたので、バイクを売るときはBIKE BOON、中古のバイクを探すのであればナガツマという選択は、かなりいい組み合だったと思います。
納車してからの初ロングツーリングは山形!
早速SR400に乗り換えてロングツーリングに行ってみることに!今回は関東から山形まで2泊3日のロングツーリングを計画します。
もともと山形県は日本海側に位置しながらも雄大な山々にも囲まれており、海と山の両方楽しめる地域でもあります。
海岸をゆったり走ったり、ワインディングロードもしっかり攻められる道ですので、ツーリング好きにはたまりません。これはもうライダーであれば両方楽しまない手はありませんね!
さらに山形県と言えば蕎麦が有名でもありますので、ところどころ寄り道してご当地グルメを味わうのも忘れません!
そこで大自然を満喫できる道路はもちろん、おすすめのグルメも堪能できるツーリングプランを考えていざ出陣!
出発点は東京都練馬区にある大泉町。
首都圏を走ると渋滞に巻き込まれる可能性に加え、首都高をバイクで走るとなれば、道も狭く分岐ばかりですので結構大変。
そこで新潟方面へ伸びる関越道から向かうことに。
関越道は渋滞しやすいと評判でしたが、今回のツーリングは平日に行いましたので、全く混んでいる様子もなく快適に走ることがで出来ました!
関越自動車道から日本海を目指して北上し、新潟から北陸自動車道経由で山形県に向かいます。
日本列島を縦断するかのように走り抜け、山奥も突っ切るため、道中肌寒く感じることもありましたので、関越道をから新潟方面に行くのであればライディングジャケットの着用は欠かせません。
日本海まで出ると、途中から北陸自動車道に乗り換え、さらに北上していきます。
1泊目は小出ICから一旦関越道を下り、新潟県魚沼市でホテルに宿泊することにしました。ちなみに夜は魚沼市内にある「味平ラーメン」でいただきました!
2日目は山形県酒田市に到着!
ところどころ休憩しながら走り、新潟中央ICから日本海東北道に抜け、山形県を目指します。日本海東北道は「朝日まほろばIC」までで、そこから国道7号線をさらに北上していきます。
国道7号線の途中で立ち寄った「道の駅 あつみ」が印象的でしたのでご紹介しますね!
「道の駅 あつみ」は、海に浮かぶ船をイメージして建てられたであろうユニークな建物が特徴的で、日本海の絶景が見渡せます。
コインシャワーやトイレもあり、最近話題にもなりつつある車中泊を快く受け入れてくれる数少ない道の駅とも感じましたね!
中の売店も充実しており、地元の海産物はもちろん、地場産の野菜なども販売されていましたので、山形県は何が名産なのかちょっとわかってきました。
ちなみに「道の駅 あつみ」はなかなか珍しいエビのソフトクリームもありました!程よいエビの風味が感じられ、なんとも不思議な味です。
ようやく酒田市に着いて街中を走っていると、なんと珍しい軽トラのキャンピングカーを見かけました!
屋根が開閉する仕組みですので、軽自動車のサイズでも広々と使えますね!日本全国を旅行しているのでしょうか?
駐車場でお休み中だったので話しかけれませんでしたが、どんな人なのかちょっと気になりましたね。
大自然を満喫するために山間部へ!
山形県に付いたら、まずは山形県で一番高い滝として有名な「玉簾の滝」に向かいます。
酒田市の市街から国道344号に抜け、そこから40分くらい走ると到着するので、酒田市にきたらぜひ立ち寄ってほしいスポットですね!
流石にワインディングロード!という訳ではありませんが、緑の景色が増えるにつれ、マイナスイオンを感じながら走り抜けるのが心地いいですね!五感を感じながら駆け抜けられるのはバイクの醍醐味でもあります。
せっかくですので、入り口の駐車場にバイクを駐車し、滝を見に行くことに。
駐車場から歩いて滝を目指す道中は大自然に囲まれて長距離ツーリングの疲れもあっという間に癒されます。
玉簾の滝は、滝自体が御神体として信仰されており、向かいに御嶽神社が祀られています。
夏場でもひんやりするぐらいの大自然の空間で、秋の紅葉シーンでは周りの木々が真っ赤に染まります。また、冬場は凍った滝「氷瀑」が見られ、1年中を通して景色が楽しめ人気スポットとして有名です。
玉簾の滝から帰ってくると、一旦酒田市内に戻り、昼食を取ることにします。
お昼はご当地グルメ酒田ラーメンが食べられる「花鳥風月」というラーメン店でいただきました!
しかも山形県はエビも有名ということで、海老ワンタンメンをいただきます。
海老ワンタンメンに入っているワンタンの皮は普通の皮の倍以上の強さがあり、食べ応え抜群!
海老ワンタンメンは基本的に醤油味ですが、酒田店ではゆず塩味もありますので、あっさりした喉ごしで何度でも食べたくなる味わいです!
お昼を満喫した後は鶴岡市からさらに山奥のダムに向かいます。SR400はトルクがあるため、上り坂でもぐんぐん走れます!
峠道は走りを楽しむのも楽しいですし、ゆっくり走って景色を楽しむこともできますので、バイクツーリングのプランにはぜひ入れておきたいですね!
湯殿山ICから国道112号線に向かい、トンネルやワインディングロードを駆け抜け、月山湖の方に向かうと、やがて絶景ポイントに出ます。
せっかくですので、もうちょっとワインディングロードを楽しむことに。ダムからさらに山形市の方に向かい、上山市にある「蕎麦処 一休」で休憩タイム。
「蕎麦処 一休」では山形県産の蕎麦を使用しており、素材の味にこだわることで有名。お昼や夕方はかなり混んでいるそうです。今回はお昼過ぎに行ったため、順番待ちもせずスムーズに入ることができました。
一休でお腹を満たした後は、再び来た道を戻ります。かなり暗くなってきましたので、鶴岡市の方一晩過ごすことにしました。
3日目はいよいよ山形県から東京に帰らなければいけません。早朝から出発し、こまめに休憩しながら帰路につきます。せっかくですので、マイペースにゆっくりSR400との長距離ツーリングを楽しむことに。
行ってわかった!ロングツーリングの楽しさ!
今まではただ漠然とバイクが楽しいと感じていましたが、ロングツーリングにハマりだしてからツーリングの楽しさがわかりました!
それは、
- 操る楽しさ
- 四季を感じられる
- 気が向いたときに赴ける自由さ
- 自分の使いやすいようにカスタムできる
ではないでしょうか?
まず、バイクの醍醐味である操る楽しさは大前提として付きますね!
見知らぬ土地で初めて走る道にワクワクする経験ってありませんか?ツーリングはある意味冒険です。知らない道を走ることで先読みする力も養われますので、自然と安全に対しての意識も高くなります。
また、バイクは車よりも四季を感じることができます。暑い夏から徐々に肌寒くなり、ライディングジャケットも必要になってくると、「そろそろ防寒対策をしっかりしないとな…」なんて季節の変化を感じるのもまたバイク乗りならではでしょう。
さらにバイクは駐車スペースを取らないため、ツーリング先でちょっと気になったお店にふらっと立ち寄ったりすることもできます。隠れた名店や、思いもよらない出会いに巡り会えるかもしれませんね!
ほかにも、ツーリング先での使い勝手を良くするため、自分の好きなようにカスタムすることもできます。気軽に世界に1台だけしかない自慢のバイクを作り出す事ができるのもまたバイクの良さでもありますね!
走行距離1000キロ以上のロングツーリング達成!
今回2泊3日の長距離ツーリングを初めて行い、終わってみれば総走行距離は1000キロ以上を超えていました。
海沿いの道路をゆったり走ったり、ワインディングロードをちょっと攻めてみたり、たくさん走って美味しいものもたくさん食べ、かなり充実した3日間になりました!
バイクの方はETCやタンクバックを装備したぐらいで、後はの荷物はリュックに入れてそこまで重装備になることもありませんでしたので、気軽にふらっと立ち寄れたりと、自由気ままに走れたのも良かったですね!
北陸や東北地方のツーリングは防寒対策が欠かせませんが、山道も多く、大自然が満喫できるので、毎日の人混みに疲れた人にとっては絶好のリフレッシュの機会になるはずです!
宿泊先だけしっかり抑えて自由気ままに向かうのもありだと思いますので、まだロングツーリングをした事がない人は、思い切って一度出かけてみてはいかがでしょう?
自動車・バイク専門のフリーランスライター。自動車・バイク情報メディア「モリビリティ」運営。
鈴鹿サーキットを中心にロードレース活動を9年間行い、全日本選手権も2年間参戦しておりました。
全国の主要サーキットでのレース活動の経験から、ライディングはもちろん、メカニカル面でも奥深いバイクの魅力をお届けします!
2019年10月18日 11:18 AM |カテゴリー:バイク関連最新NEWS, パークDoコラム