手軽にできる!駐車場でできるバイクDIYカスタム方法や注意点を解説
颯爽と風を切って楽しむのがバイクの楽しみ方でもありますが、決してそれだけではないはず。愛車を自分好みにDIYカスタムするのもバイクの楽しみ方の一つとも言えるでしょう。
さすがにボアアップやフレーム交換など、凝りきったカスタムを駐車場でやるのはできませんが、限られたスペースでもできるカスタムはたくさんあります。
そこで今回は、駐車場カスタムする際の注意点やおすすめのカスタム方法についてご紹介していきます。自宅の駐車場が狭い方や、月極駐車場でカスタムすることを諦めている方は必見の内容ですので、ぜひ目を通しておいてください。
基本的にバイクのカスタムは自由
駐車場でもできるカスタムについて勉強する前に、まずはバイクのカスタムについて少し知っておいて欲しいことがあります。
バイクのカスタムは、バイクの性能を向上させる以外に、見た目もよくするカスタムもあります。また、自分自身が乗りやすいようにカスタムすることもあれば、長持ちさせるカスタムもあります。そして、基本的に安全に走れるのであればどのようにカスタムしても問題ありません。
そう考えると、自分がどのようにカスタムしたいのかと言った方向性はあらかじめ決めておいた方が良いとも考えられます。
駐車場でDIYカスタムする時に気を付けること
自由にカスタムできるバイクなのですが、狭い駐車場などでカスタムするのであれば、スペースが限られていますので、いくつか注意しておくべきことがあります。
・周囲のバイクや車を傷付けないように注意する
・スペースに限りがあるため整備ミスに注意する
・きちんと車検に通るかどうか確認する
これらをきちんと頭に入れてカスタムするようにしましょう。順に詳しくご紹介していきます。
周囲のバイクや車を傷付けないように注意する
駐車場など、限りがあるスペースでカスタムをする時は、周囲のバイクや車に傷を付けないように注意する必要があります。なぜなら工具を使用する時やパーツを取り付ける時に周囲のバイクやパーツを傷付けてしまうこともあるから。
例えば狭いところで工具を使用する時は、無理な力がかかり、万が一の時に工具が滑って飛んでいくことも考えられます。また大きなパーツを取り付けようとする際にも周りのものに接触させてしまうことも考えられるでしょう。
そのため、特に工具を使ったり新しい部品を取り付けたりする時は、特に周囲のバイクや車に気を付ける必要があります。
スペースに限りがあるため整備ミスに注意する
狭いところでの作業は、部品を広げられるスペースも限られていますので、うっかり整備ミスをしてしまうことも考えられます。
締めたと思ったボルトが実はしまっていなかったなんてことも十分考えられます。そのため、狭いところでのカスタムは、手順一つ一つを確認しながら行うことをおすすめします。
メンテナンスが終わったら、キャンプにいこう!!
【忙しい人にピッタリ!】格安予算で組めるバイクキャンプセットの作り方
きちんと車検に通るかどうか確認する
バイクのカスタム部品は全て車検に通るものであるとは限りません。中に見た目だけで全く車検に通らないものも存在します。
そのため、カスタムパーツを購入する時はネットや実際に使用している人から情報を仕入れ、きちんと車検に通るものであるかの確認をしておきましょう。
頑張って付けたは良いものの、実は車検に対応していなくて元に戻さなければいけないなんてことになると、せっかく狭い駐車スペースで頑張ってカスタムした甲斐がなくなりますからね。
足回りの交換はリスクがあるため駐車場ではやめておいた方がいい
駐車場のスペースが許す限り、どのようなカスタムをしても問題ありませんが、足回りのカスタムはやめておいた方が良いとも考えられます。
なぜなら足回りのカスタムはバイクが非常に不安定な状態になるため、万が一転倒した際に周りのものを破損してしまう恐れがあるからです。
しかも足回りのカスタム中はタイヤを外していることが多く、一度転倒してしまうとなかなか一人では起こせなくなります。そのため、狭い駐車スペースでは足回りのカスタムはやめておいた方が無難です。
駐車場でできるおすすめのDIYカスタム
ここからは、駐車場など限られたスペースでもできるおすすめのカスタムをご紹介します。
・ハンドル周りのカスタム
・サイレンサー交換
・ライト類の改造
ハンドル周りのカスタム
ハンドルのグリップやブレーキ・クラッチレバーのカスタムは、工具一つで簡単にできます。特にハンドルやグリップは、交換するだけで全く別のバイクに乗っているような感覚になります。
普段のバイクに飽きてイメージチェンジをしたい人にとってはうってつけのカスタムとも言えるでしょう。また、ハンドル周りの部品を外す時は大きくスペースを広げる必要もありませんので、楽に交換作業を進められます。
サイレンサー交換
マフラー交換となるとさすがに大掛かりな作業になりますが、最近はスリップオンと言い、サイレンサーのみ交換するカスタムが流行っています。
サイレンサーのみの交換であれば、大掛かりな分解が必要ありませんので、駐車場でも問題なくできるでしょう。ただし、サイレンサーの固定はしっかりとしなければ走行中に外れてしまうことも考えられますので、決して手を抜かずに作業しましょう。
まとめ
バイクのカスタムは持ち主がやりたいように自由にできるのが醍醐味でもあります。
ただし、バイク駐車場という狭いスペースでのカスタムとなると、注意しなければいけないことや、できることも限られていますので、今回ご紹介した内容をきちんと把握しておくことが重要です。
・周囲のバイクや車を傷付けないように注意する
・スペースに限りがあるため整備ミスに注意する
・きちんと車検に通るかどうか確認する
逆に、これらのことをきちんと頭の中に入れておけば、限られたスペースでもしっかりとカスタムすることがは可能です。
バイクの保管場所にかかわらず、思いっきりカスタムを楽しみましょう!
自動車・バイク専門のフリーランスライター。自動車・バイク情報メディア「モリビリティ」運営。
鈴鹿サーキットを中心にロードレース活動を9年間行い、全日本選手権も2年間参戦しておりました。
全国の主要サーキットでのレース活動の経験から、ライディングはもちろん、メカニカル面でも奥深いバイクの魅力をお届けします!
2020年3月30日 7:03 PM |カテゴリー:パークDoコラム