ツーリングにおすすめ!ライダー向けバイクキャンプ場ランキングTOP10
キャンプツーリングはとても楽しいもの。愛車にまたがりアクセルを回せば楽しい時間の始まりですが、キャンプならその楽しさは倍増!ですが、ツーリングキャンプをしない人にとっては、
「装備が走行の邪魔」「テントを張る時間がもったいない」
と思われがちでもあるのがキャンプツーリングのネガな部分でもあります。
積載の限界があるバイクでキャンプで失敗しない為には、ライダー向けのキャンプ場を利用するのが鉄則。
本記事では、ライダーに人気のキャンプ場をランキング形式で紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!
ライダー向けのキャンプ場とは
キャンプ場にはライダー向けではないキャンプ場もあります。
たとえばキャンピングカーやファミリーでの利用を前提としたキャンプ場。バイクでの利用を想定していなかったりするものです。
テントサイトまで何度も往復したり、夜になっても騒がしかったり、バイクツーリングでのキャンプ場探しにはしかるべきチェックポイントを確認する必要がありますので、見ていきましょう。
温泉が近くにある
ライダーにとってキャンプ場の近くに温泉があるのは重要なポイントです。
長時間のライディングによる疲労、風を全身に浴び続けたことによる体温の低下、どれも温泉による回復が見込まれます。
ですので「キャンプ場の近くに温泉があるか?」はツーリングするライダーにとって見逃せない条件になります。
長時間のライディングによる末端の冷え、蓄積した疲労などが温泉によって癒されていくのは快感です。
そして身体が温まれば、テントでも熟睡できるはず。翌日には体調が回復し、充実したツーリングを楽しめるでしょう。
バイクを乗り入れることができる
オートキャンプ場など、バイクを乗り入れることができる場所があります。ライダーにとってこれは大きなメリットです。
バイクの横にテントを張ることができれば、単純に荷物を運ぶ手間がはぶけ、愛車の存在を感じながら寝ることができるでしょう。
また、盗難などのリスクをなくすことだけでなく、テントとバイクが収まった「いかにもキャンプツーリング」な写真も撮影できます。
後でツーリングの写真を見返すときでも、そんな写真は思い出を喚起してくれるでしょう!
コンビニ・スーパーが近くにある
積載に限界があるバイクにとってコンビニやスーパーが近くにあるのは重要。
「食料はあらかじめ買っておけば問題ない」と考えがちですが、実際にキャンプ場に向かう時は「後で買い出しに行けばいいや」となるのがお決まりのパターンかもしれません。
しかし、キャンプ場について手続きをし、テントを設営してから食料を買い出しに行くのはとてもめんどくさいと感じるもの。
疲労があふれ出てバイクにまたがり走り出すエネルギーは残っていないなんてことも。
大自然を求めてキャンプをしたとしても、コンビニやスーパーの場所をチェックするのは忘れないようにしましょう。
バイク料金の設定がある
キャンプ場によってはバイク料金の設定があるところがあります。
車に比べて占有するエリアは少なく、少人数の利用になるのでこれは合理的な設定といえるでしょう。
バイク料金の設定があるということは、バイクツーリングのお客さんを歓迎しているとも考えられます。このようなキャンプ場は、使っていて気分が良くなるものです。
貸出用品が豊富
テントや寝袋、調理道具などをバイクに積み込めば当然重くなります。
リアキャリアに積む荷物は大きくなり、走行にも影響がでてしまうのは仕方ありません。
「ツーリングはやっぱり走行を楽しみたい!」と考えているのなら、貸出用品が豊富なキャンプ場を選びましょう。
多少お金はかかりますが、限界まで積載を減らすことができます。
ライダー向けキャンプ場ランキング
前項でご紹介した点をふまえて、ライダー向けキャンプ場のおすすめランキングをご紹介していきます。
どれもキャンプライダーにとって有名なキャンプ場ばかり、今度のツーリングはこの中から目的地を選んでみてはいかがでしょうか。
10位:【長野県】陣馬山型キャンプ場
絶景のキャンプ場です。標高が高く、夜は星空に包まれて眠ることができます。
朝も雲海が望めることもあるほどですので、非常に冷え込むことが予想されます。マナーを守らないキャンパーが見受けられ、予約制になったので注意してください。
料金 | 無料 |
営業期間 | 通年(止水期間10月~4月) |
URL | https://www.go-nagano.net/topics_detail6/id=587 |
9位:【長野県】千代田湖キャンプ場
1300mの高所にある湖畔の無料キャンプ場です。
バイクの乗り入れができず、買い出しもやや遠いですが、抜群のロケーションがツーリング欲をそそる場所にあります。
オフロードバイクなら、ここにキャンプを張って、周囲の林道を走るのがオススメです。
料金 | 無料(湖畔サイト) |
営業期間 | 5月~10月 |
URL | 不明 |
8位:【北海道】和琴半島湖畔キャンプ場
屈斜路湖にせりだしている和琴半島のキャンプ場です。
湖に隣接してテントを設営でき、バイクも乗り入れ可能です。無料の温泉があるだけでなく、周囲には多くの温泉地が存在し、温泉好きにとってたまらないエリアでしょう。
料金 | 500円 |
営業期間 | 4月25日~10月30日 |
URL | https://www.masyuko.or.jp/introduce/camp_wakotokohan/ |
7位:【静岡県】西伊豆オートキャンプ場
やや高めの料金設定ですが、岩風呂などの充実設備が長所です。都心からのツーリングにも最適な距離で、西伊豆の観光にも便利なキャンプ場です。
レンタル用品も充実しているので、空荷で走りたい人にも向いています。消灯時間があるので夜騒がしくて眠れないということもありません。
料金 | 1260円+バイク1050円 |
営業期間 | 通年 |
URL | https://www.241z-autocamp.com/ |
6位:【山梨県】道志の森キャンプ場
清流と森に囲まれており、バイク乗り入れ可能なのが嬉しいポイントです。
とにかく広大なサイトですので、どこにテントを設営するか迷ってしまいます。自然に囲まれたキャンプ場なので、なるべく早めに到着して設営するのがおすすめです。
料金 | 1300円(バイク料金) |
営業期間 | 通年(通水は4月~11月まで) |
URL | https://doshinomori.jp/ |
5位:【鹿児島県】くにの松原キャンプ場
鹿児島にある人気のキャンプ場です。松林にテントを張り、バイクもサイト近くまで乗り入れ可能です。
スーパーが近くにあり、wifiも飛んでいるという至れり尽くせりな設備。バイク料金550円は格安でライダーにとってありがたい料金設定です。
料金 | 550円(バイク料金) |
営業期間 | 通年 |
URL | http://gocamp.jp/ |
4位:【鳥取県】柳茶屋キャンプ場
鳥取砂丘の隣にあるキャンプ場です。料金が無料で通年営業にも関わらず、ごみを捨てることも可能となっています。
松林と砂地のエリアで区画などはなく開放的ですが、無料なので他のキャンパーのマナーによって満足度が変わるかもしれません。
料金 | 無料 |
営業期間 | 通年 |
URL | https://www.city.tottori.lg.jp/www/contents/1335848117565/index.html |
3位:【山形県】庄内夕日の丘キャンプ場
空港の横にあり、広々としたエリアが特徴のキャンプ場です。
設備は綺麗に整っていて、運が良ければ飛行機の離着陸を間近で見ることができます。
そしてバイク料金400円と格安なのがポイント。車の宿泊利用料金が3250円と考えると、ライダーを歓迎してくれていると言えます。
料金 | 400円(バイク料金) |
営業期間 | 4月18日~11月3日 |
URL | http://www.in-green.com/camptop.html |
2位:【和歌山県】潮岬望楼の芝生キャンプ場
本州最南端にあり太平洋に突き出た潮岬にあるキャンプ場です。
広い芝生にテントを張ることができ、設備も整っているので便利。近くにスーパーや銭湯もあるので、ここにテントを張ってから夕食の準備をすることも可能です。
料金 | 800円(無料期間有り) |
営業期間 | 通年 |
URL | https://www.town.kushimoto.wakayama.jp/kanko/shionomisaki/bourounoshiba-camp.html |
1位:【北海道】知床国立公園羅臼野営場
世界遺産に登録された北海道知床半島、そのダイナミックな景色を眺めることが出来る知床峠の中央にあるキャンプ場です。
夏には全国からやってきたライダーのテントが並び、ここにしかない大自然を味わうことができます。歩いていける無料の温泉「熊の湯」も人気です。
料金 | 300円(清掃協力金) |
営業期間 | 6月10日~10月8日(要問い合わせ) |
URL | http://www.nemuro.pref.hokkaido.lg.jp/ss/srk/kanko/nmrgsdb/8outdoor/8o-rausuonsencamp.htm |
まとめ
ツーリングライダーにとって最高のキャンプ場を探すのは大きな楽しみでもあります。ですので、今回のようなランキングはあくまで目安と思ってください。
自分が最高と思うキャンプ場を発見できたとき、自分の心の中にあたたかな思い出ができるのを感じるでしょう。
そして、そのキャンプ場がいつまでも営業してくれるよう、マナーを守った利用も心がけてくださいね!
▼関東のバイクキャンプ場をお探しなら、こちらも参考にしてみては?▼
自動車・バイク専門のフリーランスライター。自動車・バイク情報メディア「モリビリティ」運営。
鈴鹿サーキットを中心にロードレース活動を9年間行い、全日本選手権も2年間参戦しておりました。
全国の主要サーキットでのレース活動の経験から、ライディングはもちろん、メカニカル面でも奥深いバイクの魅力をお届けします!
2020年8月4日 1:38 PM |カテゴリー:パークDoコラム